猫が人間の布団やベッドで粗相する!
いくら可愛い猫とはいえ、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうのは困りもの。とはいえ、猫それぞれに何らかの理由があってトイレ以外で排泄をしてしまうわけですから、まずは原因を探りましょう。
いろいろと原因を探ってみたけれど解決しない、という場合は後半に粗相の対策についてまとめていますのでそちらも参考までに。
猫が人間の布団やベッドに粗相する原因を探る
まずは猫が粗相をしてしまう原因を探してみましょう。
以前飼っていた猫にフカフカの猫ベッドをプレゼントしたところ、猫ベッドとしてではなく、見事にトイレ認定されてしまったことがあります。3回洗ったところで諦めてそのフカフカ猫ベッドは処分しましたが、きっとあの猫にとってフカフカ猫ベッドは気持ちよく排泄できるアイテムだったのでしょう。
その猫は固めの寝心地の猫ベッドを好んでいましたので、フカフカ猫ベッドをトイレとは認識しなかったのかなと思います。それはそれで可愛いので私にとってはとても良い思い出です。
猫用のトイレが汚れていないか?設置場所は落ち着いた環境か?
まずは猫用に用意したトイレが汚れていないかを確認しましょう。神経質な猫の場合、トイレ本体や猫砂が変わっただけでも別の場所をトイレ認定してしまうことがあります。
設置場所もチェックポイントです。猫が落ち着いて排泄できる場所に猫トイレを用意してあげましょう。
オープンな場所で排泄するのが苦手な猫の場合、フードタイプの猫トイレを試してみる方法もあります。
おすすめフード付き猫トイレ
フードが付いたタイプの猫トイレです。猫砂の飛び散りもある程度防げます。
猫トイレ用の目隠しカバー
インテリアにもなる猫トイレ用のカバーもあります。猫トイレ本体は別売りのことが多いです。適用サイズをよく確認しましょう。
環境が変わったり、ストレスになるような変化がなかったか
引っ越しや家族構成の変化、近所での大きな音が出るような工事などもストレスの原因になることがあります。
泌尿器系など病気の可能性はないか
何らかの病気が隠れていないかも気にしてあげましょう。猫は泌尿器系のトラブルもありますので、トイレまで我慢できずに粗相している可能性も捨てきれません。猫の様子をよく観察して心配なら獣医師に相談してみましょう。
病気の可能性が排除されるだけでも人間としては少し落ち着いて粗相対策を考えることができます。
猫が布団やベッドに粗相する!対策編
しかし、いろいろと原因を探ってみてもすぐには解決しないこともあります。猫トイレ以外で粗相をすることで猫を叱っても人間も猫もストレスになるばかりですので、原因を探り、予防策を考え、被害を最小限に抑えるような工夫をしましょう。
人間の布団に近づけないようにする
まずは猫が人間の布団に近づけないようにできないか考えてみましょう。完全に部屋を分けることができるなら人間の寝室には猫を入れないようにするのが、人間の布団やベッドへの粗相を防ぐには一番安全です。
とはいえ猫は閉まっている扉の先に何があるのか興味津々になる生き物ですし、器用に扉を開けてしまう猫もいますので注意が必要です。
押し入れやクローゼットに布団をしまうことができるのであれば、日中だけでも布団をしまっておくという方法も有効です。
布団収納袋
寝るとき以外は布団を畳んである程度の防水や撥水機能つきの布団収納袋でガードしてみてはいかがでしょうか?完全に防ぐことはできなくても被害を最小限に抑えることができるかもしれません。
防水カバーをかける
布団をしまうスペースがなかったり、ベッドマットだったりといった場合には布団やベッドに防水カバーをかけることで被害をなるべく抑える方法も考えましょう。
布団やベッドを覆うようにかけるマルチカバータイプや、防水仕様の布団カバーも販売されています。
おすすめ防水ベッドカバー
おすすめ防水仕様の布団カバー(敷)
おすすめ防水仕様の布団カバー(掛)
自宅で洗える布団に変える
布団をクリーニングに出すとなると戻ってくるまでに日数もかかりますし、粗相のたびに運ぶのも大変です。そこで布団そのものを自宅で洗える商品に変えるという方法もあります。
自宅でこまめに洗うことができれば衛生面でも安心ですし、布団クリーニングの費用も抑えることができます。
おすすめ洗える掛け布団
猫が人間の布団やベッドに粗相する対策まとめ
猫の粗相は困りものですが、説得して治るものでもありません。予防と被害を最小限に抑える工夫が大切です。可愛い猫のためにも、一緒に暮らす人間のためにもなるべくストレスの少ない方法を考えましょう。