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ズボンの裾上げ!ミシンを使わずゴムでジョガーパンツ風にしてみた[写真付きで解説]

暖かくなってきたので、肌触りのよいコットンのルームパンツが欲しくなり、ネット通販を物色!

今回購入したのはグンゼのルームウェアです。

素材は綿100%でゆったりタイプ。とても肌触りが良き~!柔らかくて軽く、薄手なので春秋、冷房の効いた夏の室内とスリーシーズン活躍の予感♡もちろん洗濯機で洗濯できます!

ウエストもゆるく着たかったので、いつものサイズよりもワンサイズ上を選びました。しかし、当たり前ですが裾が長い。

部屋着だし、まぁいいか、と思って着ていたのですが、裾を踏むよね。あたりまえだけど

あと素材が柔らかいので着ているうちに裾がビロビロ伸びた感じに見えてしまい、これは裾上げが必要か、と思い始めたのです。

しかし、縫い物は得意ではない上に、たぶん上手に縫わないと生地が伸びてまっすぐに縫うのも大変そう。

ということで、ミシンも縫い針も使わずに裾にゴムを入れてジョガーパンツ風にすることで、結果的に裾上げの効果を得ることにしました!

裾上げの代わりに平ゴムでジョガーパンツ風にしてみる

用意したのは下記の4つ。

  • 裾が長すぎるルームパンツ
  • 平ゴム(8コール)
  • ゴム通し・ひも通し(下の写真の緑色のやつ)
  • リッパー(下の写真の赤いやつ)なければ小さいハサミでも
ズボンの裾上げに用意した裁縫道具

平ゴム、ゴム通し、リッパーはたぶん100均でも揃うと思います。

今回ズボンの裾に入れる平ゴムは8コールのものを用意しました。平ゴムのコールとは、ゴムの本数のことで、8コールなら8本のゴム糸を使用して製造された平ゴム、という意味になります。

ゴムの幅は8コールだと6mmくらいですが、同じ8コールと表記されていてもメーカーによって5mmや7mmといった幅のものもあるようです。

ゴム通し・ひも通しは金属製やプラスチック製のものを見かけます。一般家庭の通常用途ではどちらでもOK。

リッパーは縫い目を切り開いたり、間違って縫った糸を取り除いたりするために使う裁縫道具です。裁縫はたまにしかしないという方でも持っていると便利なグッズです。

ズボンの裾に平ゴムを入れてみよう

まず、ズボンの裾の内側の縫い目の糸にリッパーの先を慎重に入れて、2目くらい切ります。

ズボンの裾にゴムを入れる準備

ゴム通しの一端(長く空いている方)に平ゴムの端を一回結びます。

ゴムを結んでいない方のゴム通しの端を、縫い目をカットした裾の部分に入れていきます。

ちなみに平ゴムは最後に切るので、この時点ではまだ長いままでOK。

ズボンの裾にゴムを入れる準備

ここまで順調でしたが、なぜかゴム通しが入っていかない!

切り開いた縫い目の奥をよく見ると、さらに縫い目がありました。もう一度リッパーの先で縫い目を拾ってカット!

今度はすんなりゴム通しが裾部分に入っていきました。ひと安心!

ズボンの裾にゴムを入れているところ

ゴム通しを裾に通して一周します。

ズボンの裾にゴムを入れているところ

裾を一周してゴム通しの先端が出てきました!

あとはゴム通しを引き抜いて、ゴムをゴム通しから外します。

足を入れてみて、きつすぎず、緩すぎず、いい感じの長さでゴムを二重に結んでカットします。

もうひとつの方法として、結ぶのではなく、ゴムの両端を縫い合わせてもOKです。結ぶとゴロゴロしてイヤ、という方は縫い針と糸でゴムを縫い合わせましょう。

今回はルームウェアだし、裾部分なので結んだゴロゴロは特に気になりませんでした。

ズボンの裾にゴムを入れているところ

ゴムの結び目を押し込んで裾上げ完了です!

ズボンの裾にゴムを入れた

上の写真左側の裾が裾上げ前、右側がゴムを入れた簡単裾上げ後です。

切り開いた縫い目が気になる方は、縫い針と糸で軽く閉じておくと安心です。が、私は縫わずにそのままにしています。今のところほつれたりしていないので、案外そのままでも大丈夫なのかも?

一度やってみたらあとはラクラク!もう一方の裾も同じ手順で簡単に裾上げしてしまいましょう!

ミシンを使わずに、いい感じに裾の長さが上がりました。これは楽な方法なのでおすすめです!

平ゴムは白だけじゃない!カラフルな平ゴム見つけました

平ゴムといえば白が思い浮かびますが、とてもカラフルな平ゴムも販売されています。裾や袖、ウエストに入れるのはもちろん、カラフルな平ゴムは見える部分に使うのもおすすめ!

今回ゴムで裾上げしたルームウェア(ルームパーンツ)

メンズもあります。