花粉とか、PM2.5とか、ウィルスとか、近ごろは空気まで穏やかでない。
数年前までは四角い形の空気清浄機を使っていましたが古くなったのと場所を取るので処分していました。でもやっぱり新しい空気清浄機が欲しい。
いろいろと空気清浄機を比較しましたが、目についたのはdyson Pure Hot + Cool Link。
購入の決め手は「外出先から室内の温度、湿度を見ることができる」こと。
我が家は妙に日当たりが良く夏の日差しでかなり室温が高くなります。
長時間、猫だけで留守番させるときにはエアコンをつけていますが、停電とか、何かのトラブルで室温が上がってしまったら猫の命にかかわります。
dyson Pure Hot + Cool LinkをWi-Fiに接続しておけば外出先から室温が確認できるので真夏に猫だけで留守番させていても安心です。
いつもより室温が上がりすぎていればすぐに帰宅できますし、外出先からも涼風、温風のON、OFF、風量や首振りのコントロールまでできます。
dyson Pure Hot + Cool Linkを購入してから猫だけ留守番させるときの心配がとても減りました。
dyson Pure Hot + Cool Linkを購入
今回購入したのは、dyson Pure Hot + Cool Link ファンヒーター HP03 WS(ホワイト/シルバー)です。
購入時の定価は78,624円ですが、実際はもっと安くて、2割引くらいで買えました。
空気清浄機として使いたくて購入しましたが、ダイソンの公式サイトの説明では「空気清浄機能付ファンヒーター」です。
ただし、暖かくない涼風モードもありますので、この夏は扇風機やサーキュレーターとして使ってます。
dyson Pure Hot + Cool Linkの外観
まず、外箱はこんな感じ。
本体の重さは4.01kg。案外軽かったです。
ただし、梱包された状態だと6kgくらいありますので、配達してもらった方が楽です。
本体には持ち手がついていないので、本体のベース部分から持ち上げる必要があります。
風が出てくるリングの部分を持たないように取説に注意書きがありました。
なので、ひんぱんに移動して使用するつもりでいると、ちょっと面倒になるかも。
デザイン的には余計な持ち手がないので、すっきりしていて良いです。掃除もラク。
本体とリモコンです。
大きさ比較のために500mlのペットボトルを置いてみました。
本体のサイズは、高さ63cm、幅22cm、奥行き22cmです。
圧迫感はまったくなく、円筒形なので部屋の真ん中に置いてもデザイン的には問題なし。部屋の真ん中に置くとコードは邪魔ですが。
どこに置いても違和感なく、おしゃれ感が漂います(笑)
リモコンはこんな感じで説明書き付きの梱包材に納まっています。
リモコンはスリムでコンパクト。その辺に放り出しておくと見失いそうです。
文字があるボタンは「AUTO」だけでシンプル。
本体正面の下部に電源ボタンと現在の運転状況を示す表示が光っています。
青い丸は涼風モード。
ヒーターとして使っているときは、ここが赤く光ります。
自宅のWi-Fiに接続してスマホアプリをリモコンに
そして、HP03にはWi-Fi経由で、スマホアプリを使って現在の空気質、温度、湿度をリアルタイムで見ることができるLink機能がついています。
自宅にWi-Fi環境(2.4GHz帯)があれば簡単な操作でスマホアプリとリンクできるようになります。
上の写真はスマホのDyson Linkアプリで室内の空気の状態をモニターしているところ。
左側は18:14時点のもの、右側は18:47時点のものです。
左側の時点ではちょうど、キッチンで料理中でした。
30分後に確認したら、空気の状態は「きれい」になっていました。しっかりと空気を清浄してくれたみたいです。
写真では設定していませんが、画面上の「場所の選択」をすると、屋外の空気の状態も表示されるようになります。
室内の空気の状態は、空気質、温度、湿度、それぞれを、日ごと、週ごとにアプリでグラフでデータの推移を見ることができます。
日ごとは1週間分、週ごとは今のところ4週間分表示されています。
リンクしたスマホからリモコン操作もできます。
dyson Pure Hot + Cool Linkの電気代は高い?
家電製品で気になるのはやはり電気代!
dyson Pure Hot + Cool Linkの名称は「空気清浄機能付きファンヒーター」で、涼風モードもあるので扇風機やサーキューレーターとして使用できる、というもの。
つまり1台で4役!
- 空気清浄機
- ファンヒーター
- 扇風機
- サーキュレーター
それでは気になる消費電力ですが、涼風モードか温風モードかによって変わってきます。
まず涼風モードですが、一般的な扇風機の消費電力は製品によって異なりますが20w~40w程度でしょう。
空気清浄機も最近は多機能なものが出ているので幅がありますが5w~100w近い製品もあります。
dyson Pure Hot + Cool Linkの涼風モードの消費電力を見てみましょう。
最大消費電力は一般的な扇風機と同等です。最小5wですが、dyson Pure Hot + Cool Linkは風量が10段階で設定できますし、空気がきれいで空気清浄機能がほとんど動いていなければ消費電力はかなり低いようです。
それでは温風モードの消費電力はどうでしょうか。
こちらも製品によって幅がありますが目安として調べた範囲では次のようなイメージでした。
エアコン暖房(鉄筋10畳) | 800w~900w |
セラミックファンヒーター | 弱500w/強1000w |
電気ストーブ | 弱300w/強1000w |
dyson Pure Hot + Cool Linkの温風モードの消費電力は1,200wです。暖房の適用床面積はコンクリート住宅で8畳(50mm断熱ありの場合)です。
他の暖房器具に比べて少し高めの消費電力になっています。
ただ、dyson Pure Hot + Cool Linkから出てくる温風は空気清浄されたキレイな風ですし、温風の出方も柔らかく感じて私は好きです。
スポット暖房として赤ちゃんやペットのそばでも安心して使えると思います。
また、真冬で外気が氷点下になるようなときはエアコン暖房がすぐに除霜運転になってしまい、暖房の役に立たないときがあります。
dyson Pure Hot + Cool Linkは十分に温かい風が出るので、エアコン暖房が使えないときの代替手段としても便利です。
dyson Pure Hot + Cool Linkの感想
ペットと暮らしている家庭では、特に真夏に犬や猫だけに留守番させる必要があるときに、外から温度、湿度が見えるのは本当に安心です。
うちは猫に留守番してもらう時があるのですが、停電でもしてエアコンが止まってしまっていたら、と心配になることがあるので、温度と湿度が見えるのは大変ありがたい機能です。
ただし、やんちゃ気味なわんちゃん、ねこちゃんの場合は、留守番の前にイタズラ防止の方法を考えてあげてくださいね。